社会福祉法人ガジュマル 理事長 今村一郎

はじめまして。鳥栖市の医療法人如水会「今村病院」及び社会福祉法人ガジュマル理事長の今村一郎です。 ひよ子こども園カゼマチはひよ子こども園かみみねと同様に、これからの時代を担う子どもたちを育みます。 幼児期に必要なことをたくさん体験してください。それらは机上では学べないことです。
子どもたちの健全な成長には保育・教育そして医療は欠かせないので、今村病院の医療資源を提供することでより安全に子どもたちの成長をサポートします。
ひよ子こども園は令和元年より教育に見識のある池松英治園長をひよ子こども園かみみねに、令和6年より行政経験の豊富な川原俊史園長を迎え子ども中心の保育を実践しております。 園児・保護者さまそして働く仲間の幸せを心から願っています。
ひよ子こども園グループ 統括園長 池松 英治

子どもの能力を測定するIQテストや学力テストは点数や偏差値で表されます。しかしそういった数値化される能力とは別に、評価するのが難しい能力があって、それをジェイムズ・J・ヘックマン教授は「非認知能力」と呼んでいます。そしてそれこそが人生で成功し、社会に貢献できる人間になるために、なくてはならないものだと言っています。
私は学習塾で小学生から大学受験生までの子どもたちを指導してきました。子どもは1人ひとり異なる特質を持っているので、「どうすれば誰でも伸びるか」を真摯に追及してきました。また不登校の生徒さんやそのご家族にも寄り添ってきました。私はこのような経験を通して、教育には「教えられるものと教えられないもの」があるということを学びました。教えられないものがまさに「非認知能力」です。これらは幼児期の環境によって形成されるものです。「三つ子の魂百まで」というのは「非認知能力」のことと言ってもいいでしょう。
このたび今村一郎理事長より幼児教育に関わる機会を頂き嬉しく思っております。ひよ子こども園は国が現した新しい保育要領「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿『非認知能力』」を真摯に追及し園児の成長のために努力します。
また小学生・中学生・高校生に指導してきた経験を生かして保護者様や地域の皆様に、学年による「子どもの変化や必要なサポート」、また「学力の向上に親としてできること」といった情報を通してお役に立てれば幸いです。
ひよ子こども園カゼマチ 園長 川原 俊史

私は前職では地元の役場に24年間勤め主に財政担当部局で奉職しておりました。最終の職歴は財政課長として町の予算確保、予算配分及び予算管理を行い、各事業が円滑に進むような下支えを行ってきました。
大学時代に教員免許を取得するなど元々教育分野に興味があったことに加えて、ひよ子こども園かみみねで先生方が活き活きと働き且つ子どもたちが楽しく過ごしている姿を見たことでひよ子こども園で働いてみたいと思いました。
近年、核家族化が進み、家族以外からの支援を受けることができない子育て家庭が増えています。加えて、地域コミュニティが希薄化したことで、地域で子どもを見守る関係性が無くなりつつあり、子育て世帯が孤立するケースも増えているため、これまで以上にきめ細かな保育サービスや子育て支援が必要となっています。 ひよ子こども園カゼマチではひよ子こども園共通の保育方針である「子ども一人ひとりに寄り添い、未来を創り出す力の根っこを育む」を方針とし、子どもそれぞれに適したアプローチで新たな興味関心へ発展するように努めつつ、園を通じて園児と地域の方々が触れ合えて、笑顔や活気が絶えないこども園を作っていきたいと考えております。